投資家通信 2017年8月号
「投資家通信」では、直近に発表した決算情報のポイントについてお伝えします。
合わせて四半期の間に公表された主なニュースリリースの概要についても掲載いたします。
平成30年3月期第1四半期決算 ~計画比・前年同期比増収増益達成~
8月4日(金)に発表した平成30年3月期第1四半期決算では、売上高・利益ともに計画比・前年同期比増収増益を達成しました。
売上高 | 128,450百万円 | (前期比+1.9%) |
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営業利益 | 6,957百万円 | (前期比+23.2%) |
経常利益 | 6,917百万円 | (前期比+32.9%) |
純利益 | 5,559百万円 | (前期比+25.5%) |
売上高

営業利益

経常利益

純利益

決算のポイント
- 入居率が好調。平均入居率は90.45%と前年同期比+1.74p、IoT化等の新たな施策により入居者サービスを拡充
- 開発事業は採算性向上により粗利率が前年同期比2.5p改善
- シルバー事業はデイサービス・ショートステイの稼働率改善により赤字幅が縮小
- ホテルリゾート・その他事業はホテル売却(旭川、岡山、グアム)により減収減益
- 株主還元策として自己株式の消却および自社株買いを実施
お知らせ
- 賃貸物件初!顔認証のみでエントランスのロックを開錠できるシステムを導入
- 東京都港区に7月に竣工したマンション「LOVIE 麻布十番」において、NECの顔認証システムを導入いたしました。 事前に登録されている居住者がエントランスに備え付けられたタブレットPCの前に立つと、瞬時に顔を検出・認証し、自動ドアのオートロックを開錠します。なお、顔認証のみでエントランスのロックを開錠できるマンションは賃貸物件で初となります。
- レオパレス21の基幹商品が防犯性の高い賃貸集合住宅として「防犯優良賃貸」の認定を取得
- 基幹商品である『MIRANDA(ミランダ)・CLEINO(クレイノ)』が、公益財団法人全国防犯協会連合会および一般財団法人ベターリビングが創設した認定事業「防犯優良賃貸集合住宅認定事業(通称:防犯優良賃貸)」の認定を取得しました。「防犯優良賃貸」は、安心安全なまちづくり・暮らしの実現に寄与することを目的に、認定事業者が防犯の基準に適合した賃貸集合住宅を、防犯性の高い賃貸集合住宅として認定・登録するものです。規格化された賃貸集合住宅で設計・施工・管理の方法などが防犯優良賃貸としての要件を満たしていることを審査、認定され、「シリーズ認定」を取得しました。
- 「攻めのIT経営銘柄2017」に選定されました
- 経済産業省と東京証券取引所が選出する「攻めのIT経営銘柄2017」に選定されました。人口減少が進み人口流入が大都市圏に限定されているなか、レオパレス21はご入居者のニーズを的確に捉えた商品・サービスの開発強化に努め、「業界初の賃貸契約電子化」および「賃貸住宅のIoT化」などの取り組みを通じ、他社との差別化推進を成長戦略に掲げています。
- レオパレス21とAI insideが協業し、AIを活用したIntelligent OCR技術の導入を開始
- AI inside株式会社(東京都渋谷区、代表取締役:渡久地択、以下AI inside)と協業し、6月1日より、法人を対象とした賃貸契約時の入居者情報入力業務において、人工知能(AI)を活用した文字認識システム『Intelligent OCR』を導入いたします。レオパレス21は今後も、AIを活用した技術導入を続け、業務効率化、および当社社員のワークライフバランス強化に繋げることで、さらなる顧客サービスの拡充と社会貢献に取り組んでまいります。