子育てがあるからこそ、働き方も工夫するようになりました。 I.Tさん 設計部/係長 2008年入社

子育てがあるからこそ、
働き方も
工夫するようになりました。

I.T さん

設計部/係長

2008年入社

01 子育てとの両立で大変だった時期をどう乗り越えてきましたか?

子育て中の“あるある”として、子どもの病気による仕事の調整に悩むことがあると思います。私自身も、子どもと自分が続けて感染症にかかり、長期休暇を取らざるを得なかった経験があります。
その当時は今ほど制度が整っておらず、有給を使い切ってしまうことがありました。しかしその後、有給の看護休暇や在宅ワークなどの制度が整ってきたことで、子どもが体調を崩した際にも、最小限の休暇で対応できるようになりました。
また、子どもの通院や学校の面談・保護者会など、短時間で済む用事の際には、時間単位で取得できる有休制度がとても便利で、よく活用しています。

01 子育てとの両立で大変だった時期をどう乗り越えてきましたか?

02 職場の制度や周囲のサポートで助かったことは?

私が第一子を出産した当時は、社内で子育てをしながら働く女性があまり多くありませんでした。しかし、上長や同僚に子育て経験のある男性が多く、妊娠中の体調や復職後の退社時間などを気にかけてもらえる雰囲気があったので、ハラスメントのような嫌な思いをしたことは一度もありません。
時短勤務や在宅ワークもフルに活用しましたが、上長からは「順番だからね」と理解を示してもらえたり、子育てが一段落した後のキャリアなども一緒に考えてもらえたりしました。そのため、前例をつくるつもりで安心して仕事を続けることができました。

03 係長の立場で後輩育成で気を付けているところ

困ったことを気軽に相談できるよう、日頃から積極的にコミュニケーションをとることを心がけています。在宅ワーク中でも、Teamsのチャットツールを活用し、スムーズにやり取りできる環境を整えています。
特に大切にしているのは、情報共有です。業務のノウハウや内容を伝える際は、その場限りにならないようマニュアルを作成するなど、継続的に活用できる仕組みづくりを意識しています。

03 係長の立場で後輩育成で気を付けているところ

04 子育てと両立しながら役職(昇格)、タイムパフォーマンスをあげるために意識したことは?

時間の制約がある中で集中して取り組むために、業務開始時に大まかなスケジュールを立てるようにしています。私の所属する設計部では一人ひとりを信頼して任せる雰囲気があり、管理や干渉がほとんどないため、自分でスケジュールを調整しやすく、とても助かっています。
また、在宅ワークは業務に集中できる環境が整っている反面、働いている姿を見せることができません。そのため、フルタイムの社員に負けない成果を出し、信頼に応えることを常に意識して仕事に取り組んでいます。

05 子育て中でもキャリアを続けたい方へ、メッセージをお願いします。

私も初めは、子育てと仕事の両立に不安を感じていましたが、働く環境が徐々に改善され、仕事を続けることができました。そして、子育てが一段落しそうなタイミングで新しい環境にチャレンジする機会をいただき、新たな部署で心機一転頑張っています。
会社では定期的に体調面・精神面の聞き取り調査や様々な面談の機会が設けられており、どんな働き方であってもきちんと評価される環境が整っています。
子育てとキャリアの両立は大変なことも多いですが、自分を信じて一歩一歩進んでいけば、必ず道は開けます。周りのサポートを受けながら、無理をせずに自分のペースで取り組んでください。

05 子育て中でもキャリアを続けたい方へ、メッセージをお願いします。