ありのままの自分でいられた選考

高校時代から憧れていたブライダル業界を中心に就職活動を進めていましたが、改めて自分の進む道を考えていた際に偶然出会ったのがレオパレス21でした。他社の選考と比較して圧迫感が全くなく、素の自分で面接を楽しむうちに内定を獲得。「金坂さんの何事にも全力で挑む姿勢に惹かれた、変革に挑戦するレオパレス21には今後あなたのような存在が必要だ」と、採用の理由を時間をかけて事細かく説明いただけたことも好印象で、就活生としてではなく一人の人間として真剣に向き合ってもらえたことが決め手となり迷わず入社を決めました。

時代に求められるシステムを形に

地元近くの関西で内定者アルバイトを経験後、本配属は東京の情報システム部。入社から現在に至るまで一貫して、レオパレス21のDX推進業務に携わっています。その中で私が担当してきたのは、時代の変化に伴い進化する各種システムの企画管理です。契約管理システムや社内情報システムなどの既存システムをアップデートする際に、次世代にどのような仕組みが求められていくかを考え、開発部隊や運用部隊と連携しながら形にしていくことが仕事です。システムごとにメンバーが招集されるため人脈が広がり、出会いの数だけ様々な知識や技術が得られます。

あらゆる業務を自動化していく

2020年からの主要業務が、RPA（人がパソコン上で日常的に行っている業務を自動化すること）による組織改革です。データの収集やシフトの管理など人の手で行われてきた業務を自動化していくことで、社員一人ひとりが真に注力すべき仕事を明確化し、組織全体として生産性を向上することを目指しています。2025年までに7.3万時間（月換算で約38人分の仕事量）の削減を目標としており、2023年度の達成数値は3.8万時間。残り3.5万時間分の業務をいかに自動化するべきか、日々現場の声に耳を傾けながらチーム一丸となってその方法を模索しています。

誰もが理解しやすい言葉選びを

情報システム部には、日々あらゆる部署の社員からシステムに関する問い合わせがきます。問い合わせの総数は年間で約6,400件（月に500件以上）。様々な問い合わせに対応する際に常に心がけているのが、可能な限り同じイメージを共有できるコミュニケーションをとること。どうしても専門的な難しい用語が飛び交う情報システム部ですが、自身が入社当初に苦労したことも踏まえ、他部署の方々と対峙する際には誰もが理解しやすい言葉選びをしています。問題を解決した時には社員の方々に感謝の言葉をいただくことも多く、日々の原動力になっています。

小さな認識のズレが大きなミスを生む

入社後しばらくは基礎知識の習得に追われる日々を送りましたが、3年ほどが経過すると次第に、自分の考えに自信を持って行動できるようになりました。今振り返ると、当時の先輩方が時間をかけて丁寧に間違いを指摘し、親身に指導してくださったおかげだと感じています。数多くの教えの中で今でも心に刻まれているのが「小さな認識のズレが大きなミスを生む」ということです。他部署との綿密なコミュニケーションを通して、解決するべき課題を明確に言語化していく。現在もこのプロセスに最大限の注意を払い、その教えを後輩たちにも継承しています。

DX推進と自らの成長を加速させる

まずは現在取り組んでいる、RPAによる業務時間削減の目標値を達成すること。簡単なことではありませんが自らの業務効率化にも励み、実現へのスピードを加速させていきたいと思います。また自身の課題としては、マネジメント力の向上です。中堅と言われる立場になり後輩育成に携わる機会も増えてきた今、後輩一人ひとりの立場を尊重したコミュニケーションに苦戦しながらも、育成を通して自らの視野が広がる喜びを感じています。今後もレオパレス21のDX推進に携わり続け、いつの日か管理職になることを目標に精進していきます。

焦らず妥協せず今を楽しむ努力を！

自らの意思で選択し大きな決断をする最初のタイミングが、就職活動になる方も多いかもしれません。環境や状況が目まぐるしく変化し不安を抱えることもあると思いますが、焦らず妥協せず今この瞬間を楽しむ努力をしてください。皆様とお会いできることを心待ちにしています。