セグメント情報

2023年3月期の賃貸事業における売上高は、家賃単価の上昇や入居率のベースアップにより、391,438百万円(前年比2.2%増)、営業利益は、増収効果に加えて、前期から取り組んできた一括借上家賃の適正化が寄与して収益性が向上したこと等により、16,887百万円(前年比118.8%増)となりました。
シルバー事業においては、継続的なオペレーション改善により原価抑制に努めておりますが、新型コロナウイルス感染症への感染リスクを懸念した介護サービスの利用控えが継続したこと等により、売上高13,941百万円(前年比2.2%減)営業損失1,208百万円(前年比418百万円損失増加)となりました。なお、2023年3月期末時点の施設数は87施設となっております。
グアムリゾート施設の運営等を行っているその他事業は、新型コロナウイルス感染症の影響によるリゾート施設の稼働率低迷が続き、売上高は1,069百万円(円安影響により前年比0.5%増加)、営業損失は2,706百万円(前年比1,038百万円損失増加)となりました。

売上高

賃貸

(百万円)

シルバー

(百万円)

その他

(百万円)


営業利益

賃貸

(百万円)

シルバー

(百万円)

その他

(百万円)


売上高構成比の変化

リーマンショック以降、中長期的に安定的な収益体質を目指し、賃貸事業を主軸としたストックビジネスへ切り替えを行いました。
2018年3月期の施工不備問題発覚以降は、アパートの新規請負受注を停止したことから、賃貸事業の売上比率がさらに上昇しました。