人とのつながりで喜びを生み出す

初めは、事務職を中心に就職活動を進めていましたが、自分自身と改めて真剣に向き合った結果「人と人とのつながりを大切に、喜びを生み出す仕事に就きたい」と決心。営業職に志望職種を変えて企業探しを行う中で出会ったのがレオパレス21です。業界を問わず様々な企業の選考を受けましたが、どの企業よりも人としての温かみを感じたことが決め手となり、入社しました。入社後から今に至るまでカウンター営業に従事しており、2016年に20代で副店長、2019年に30代でマネージャーに昇格。神奈川県や千葉県の支店を経験し、現在は、地元の茨城県 水戸支店でマネージャーを務めています。

最大限の能力を発揮できる環境づくり

茨城県内には2つの支店があり、私が所属する水戸支店は県北エリアを管轄しています。私を含む総勢6名のスタッフで、個人・法人問わず、住まいを探すお客様のニーズを満たす物件のご提案からご契約手続きまでを担っています。そして、マネージャーを務める私の主な役割は、スタッフがベストなパフォーマンスを発揮できる環境をつくることです。現在一緒に働くスタッフは、正規社員、契約社員、パートと様々ですが、一人ひとりの経験、能力、モチベーションをしっかりと把握し、時には優しく時には厳しく、それぞれが最大限の力を発揮できるよう適切なサポートを心がけています。スタッフ全員が同じ方向を向いた時のパワーは凄まじく、直近では5ヶ月連続で月次目標を達成することができ、喜びを分かち合いました。

不安でいっぱいの管理職昇格

2019年から支店のトップに立つマネージャーを務めたことが一番の転機であり、大きく成長した時期でもあったと思います。しかし、当時の私は、周りに女性管理職がいなかったため、管理職を務めるということにあまり乗り気ではなく、また、2018年に結婚したこともあり、仕事と家庭を両立することができるか不安でいっぱいでした。初めは、スタッフの顔色を伺いながら、これで合っているのかと自問自答する日々でしたが、次第に「マネージャーであろうと私らしくいればいいんだ」と前向きに考えることができるようになりました。他のマネージャーを真似するのではなく、女性だからこその配慮や気配り、丁寧なコミュニケーションを活かしてスタッフと真摯に向き合うことで、少しずつではありますが、自分らしくマネージャーの仕事を楽しめるようになりました。

涙ながらにいただいた感謝の言葉

2011年3月、日本各地に甚大な被害を与えた東日本大震災が発生。当時私は、茨城県の支店でカウンター営業を務めていましたが、強い揺れを体感し、震災直後は電気や水などのライフラインが絶たれた状態が数日続きました。偶然にもその時、私がお部屋探しを担当していたのが東北から茨城県に進学する予定の学生でした。新幹線などの交通手段も絶たれ、ご家族と離れ離れになってしまい不安でいっぱいのお客様に寄り添うこと数時間、しばらくすると東北にいるご家族皆さまの無事も確認され、涙ながらに感謝の言葉をいただきました。そして、震災から数日が経ち、一人暮らしをする住まいのご契約も無事に完了。それからは毎年、東北に住むご家族から年賀状をいただくなど、近況を報告し合う間柄となりました。

経験豊富な先輩管理職の教え

管理職となり5年が経過しますが、まだまだマネージャーとして未熟な点もたくさんあると実感しています。どのように対処すべきか、自分の判断は正しいのか、迷った時や悩んだ時には、親身になって相談に乗ってくださる先輩や上司は欠かせない存在です。水戸支店が所属する常磐・千葉ブロックでは、私の社歴が一番浅く、また、唯一の女性管理職です。経験豊富な先輩方に様々な角度からアドバイスをいただくことで、自らの視野が広がっていくことを感じます。支店の垣根を超えて支え合い、助け合う風土は、レオパレス21の魅力です。

女性管理職を増やしていきたい

今後、より一層女性が安心して長く働き続けられるよう、仕事もプライベートも充実させ、女性管理職のロールモデルになることが目標です。レオパレス21は、ライフイベントを尊重する企業風土があり、働くうえで、女性だからこそ活かせる能力や視点がたくさんあると実感しています。私自身も含めて、大切な人の幸せを第一に、自分らしく人生を歩み続けていきたいと思います。

自分を信じて納得のいく進路を！

就職活動は、人生における大きなターニングポイントになるはずです。自分は何になりたいのか、自分には何が向いているのか。自問自答を繰り返し、不安になることもあるかもしれませんが、最後まで自分を信じて妥協せず、納得のいく進路を見出して欲しいと思います。