把握する施策

組織サーベイ、パルスサーベイ

株式会社リクルートのサーベイシステム『Geppo』を利用し、組織サーベイを半年に1回、パルスサーベイを毎月1回実施しています。組織サーベイについては会社と従業員のエンゲージメントを定量的にモニタリングし、組織・階層別の特徴を洗い出し、制度改定や教育施策等に役立てています。パルスサーベイについては毎月3つの簡単な質問に回答してもらうことで、個々人の定期的なコンディション把握が可能となり、上司部下間のコミュニケーション促進にも繋がっています。

実行する施策

①社長による拠点訪問「Town Meeting」

代表取締役社長が各拠点を訪問し、従業員と直接対話することで組織全体のコミュニケーションを強化しています。各拠点の従業員が日頃から考えていることを直接社長に伝えられる場であり、悩みや課題に素早く対応することで働きがいを向上させることが期待されます。各拠点訪問でのQAや社長のお話内容は、後日社内報を通じて全従業員向けに発信しています。

②社内報（Leoleo）の活用

従業員同士のコミュニケーション活性化を図るため、WEB版の社内報を通じて積極的な社内情報発信を行っています。経営陣からのメッセージをはじめ、従業員のプライベートにフォーカスした記事などジャンルは幅広く、それぞれの記事に対する「いいね！」やコメントを追加できる仕組みにすることで、双方向のコミュニケーション、風通しの良さに繋げています。

発信回数

③グッドパフォーマープログラムの実施

「グッドパフォーマープログラム」という名称で毎年1回社内表彰制度を実施しております。2024年3月期からは「全社員が参加」・「自発的な行動による生産性向上」・「コミュニケーション活性化」という点に重きを置いて、新たな企業文化の醸成に繋がるような賞に変更致しました。具体的には、表彰対象となる取組を応募・投票制にしたり、各従業員が毎月活躍したと思う社員を選んで個人に投票するような仕組みを取り入れ、全員参加型を具体化しました。

④ドリームクエスト（DREAM QUEST）

2022年に公募にて総勢50名、6つのチームをつくり、それぞれが従業員のエンゲージメント向上を図れるようなテーマを設定して企画・役員プレゼンまで自分たちの力で行う「ドリームクエスト（DREAM QUEST）」という取組を実施しました。全社投票でベストアイデアに選出された企画は、「ウォーキングイベント」として実現し、従業員エンゲージメント向上に寄与しました。普段、現場で営業や事務業務を行っている従業員が積極的に参加し、従業員一人ひとりが会社のビジョンや方針について、自分ごとのように考えるきっかけとなっています。

⑤1on1の実施

日ごろから部下とのコミュニケーションをとり問題や課題を素早くキャッチするとともに、風通しがよく働きやすい職場環境つくりを目指し、管理職社員と非管理職社員が1対1で話す場を月に1回設定することを推奨しています。2023年度は着任後間もないマネージャー数十名が、人材のマネジメント力を強化する研修プログラムを受講し、1on1や権限委譲の意味や方法を学習し実践しています。また、組織責任者の人事評価反映項目として「エンゲージメント向上に関する取組・成果」を設け、責任者同士が相互に情報を出し合い評価する新たな仕組みを取り入れており、全社的にピープルマネジメントに対する関心が高まっています。

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