トップメッセージ Top Message

安定した賃貸住宅の提供を通じて人と住まいに関わる課題を解決する
それがレオパレス21のビジネスです

当社ステークホルダーの皆様には、日頃から格別なるご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

当社は1973年の創業以来、住まいに関わるビジネスを通じてあらゆる価値を世の中に提供してまいりました。家具・家電やインターネット環境を標準装備したワンルームアパートの提供がその代表例ですが、近年は電子契約やスマートロックといったDXも積極的に取り入れております。現在は売上高が4,000億円を上回る規模にまで成長致しました。

そして今期(2026年3月期)、2026年3月期から2028年3月期までの3カ年を対象とする中期経営計画「New Growth 2028」を策定しました。

  • 基盤戦略
  • エリア戦略の実行(入居率および稼働家賃単価の向上)
    DX・人的資本経営の推進による持続可能な組織体制の整備
  • 成長戦略
  • 開発事業の本格再開(管理物件ポートフォリオの最適化)
    ZEH物件の供給による脱炭素社会への貢献

「建てる」「貸す」「管理する」を総合的に行える「住」のインフラとしての地位を確立し、エリア支社制に向けた事業基盤を強化し、社会の変化に柔軟に対応できる体制を整え、安定した事業活動を継続してまいります。
2026年3月期は「新生レオパレス」初年度と位置づけ、入居率は、法人顧客の寮・社宅需要の獲得や特定技能外国人や留学生の方々への住まいのサポートにより、期末入居率を89%まで回復させるとともに、エリア毎の適宜適切なプライシングにより、収益の最大化を図ってまいります。また、他社との差別化、顧客利便性の向上、業務の効率化を実現すべく、DXの推進に引き続き注力してまいります。

施工不備改修については、2024年12月までに、入居者様および建物所有者様のご協力が得られた明らかな不備のすべてについて、調査および改修などの対応が完了しました。当社は引き続き入居者様および建物所有者様の要望に対応できる体制を維持し、特定行政庁との協議の上、入居者様および建物所有者様の個別の事情に配慮した丁寧な対応を行い、各物件の状況に応じた対応計画に基づき、改修等を進めてまいります。

今後も自社の成長を通じ人と住まいに関わる課題を解決し、社会に必要とされる企業を目指してまいります。
皆様におかれましては、今後とも当社の経営にご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年5月

代表取締役社長宮尾文也