SDGsへの取り組み Initiatives for SDGs

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)とは、2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年までの国際目標で、格差の問題、持続可能な消費や生産、気候変動対策など、先進国を含む全ての国に適用される普遍的な17の目標と169のターゲットから構成されています。当社は、社会のニーズ・要請に応え、サステナビリティ基本活動方針に沿った取り組みを通して、課題の解決に貢献することを目指します。

レオパレス21が取り組むSDGs

本業を通じた活動 ~安定した賃貸住宅の提供~

「住まい」を提供する当社にとって、本業を推進することが目標11「住み続けられるまちづくりを」に貢献しています。

関連するマテリアリティ:安定した賃貸住宅の提供
「レオパレス21 奨学制度」を新設

大学や専門学校への進学は、学生の皆様にとって新しい一歩であります。しかしながら、近年の学費高騰・家計への圧迫により高等教育に係る経済的なハードルは上がり続けております。それに伴い、学生の奨学金への依存度が高くなり、長期的な返済負担が社会問題となっております。 そのような中、当社は、未来を担う優秀な学生を応援し、社会問題の解決を目指すため、『レオパレス21奨学制度』を新設いたしました。

関連するマテリアリティ:安定した賃貸住宅の提供
障がい者雇用、特例子会社を通じた活動

障がい者雇用の拡大を目指して、2009年8月に株式 会社レオパレス・スマイルを設立、同11月に特例子会社の認可を 受けました。現在はレオパレスグループの各種郵便物の仕分け・ 発送作業だけでなく、お客様向け重要書類の作成など幅広い業 務の委託を行っています。障がい者の雇用については法定雇 用率を遵守するだけでなく、障がい者の生活自立を実現できるよ う、社員定着率の維持も重要な指標としています。また、特例子会社の取締役が大学や様々なイベントにて講演を実施し、多様性に富んだ社会の実現に向けて活動しています。

関連するマテリアリティ:人権尊重
外国籍介護スタッフに向けた研修実施

介護業界が抱える慢性的な人手不足問題への解決策として 外国籍スタッフが増加していることに対応し、スタッフの技能向 上を目的とした研修を月1回行っています。専用の教材を用い、実際の介護現 場で起こる会話を通して、 介護業務に必要な日本語の学習を進 めるなど介護現場で必要なコミュニケーション能力の上達だけで なく、介護の資格取得、日本語能力試験を視野に漢字や敬語を 習得するなど、長期にわたり日本で活躍できる人材の育成を目指 しています。

関連するマテリアリティ:人権尊重
外国籍のお客様に向けた取り組み

レオパレス21では、増加する外国籍労働者の方々や日本に留学する留学生のために、住居を提供することにも力を入れています。
国内に7店舗(東京、名古屋、大阪、岡山、福岡)あるIFC(International Front Center)では海外からのお客様に専門で対応しており、外国籍のお客様の、お部屋探しから鍵の引き渡し、入居されてからの生活サポートまでを行っています。IFC店舗では、英語、中国語、韓国語、ベトナム語に対応しているほか、入居後のお問合せに関しては、ボルトガル語、スペイン語など7か国語が通じるコールセンターにスタッフが常駐し、外国籍のお客様の快適な暮らしをサポートしています。

関連するマテリアリティ:安定した賃貸住宅の提供
スマートロックの設置

鍵を持ち歩かずにスマートフォンなどで玄関扉の解錠ができる 「スマートロック」を、当社が管理する賃貸物件の約8割に相当す る44万戸を対象に2022年6月から導入を開始しています。これ により、お部屋探しの内見の際や入居契約後に、鍵を受け取るた めの来店が不要になり、お客様にとっての時間や手間が省けるだけでなく、感染症 対策に有効な非対面化も実現します。近年では、DX推進や感染症対策といった社会的要請への対 応として、不動産賃貸業界においても非対面・非接触対応が求 められています。WEB契約と合わせ、 賃貸物件の契約に関わる 全ての手続きのオンライン化を実現します。

関連するマテリアリティ:不動産テックの推進
アパートの屋根に太陽光発電システムを設置

2011年に東日本大震災が起きたことをきっかけに、日本でもクリーンエネルギーへの注目が高まり始めました。当社でも2011年4月から太陽光発電システムの販売を開始し、2013年には屋根借り太陽光発電事業を全国展開し始めました。現在でも年間約74,650千kWhの電力を発電し、電力会社へ売電しています。

関連するマテリアリティ:環境に対する取り組み
マテリアリティ

当社の重要課題として、8つのマテリアリティを特定しています。また、各マテリアリティに対する単年度KPIも設定し、対応策の定量的な進捗も把握・管理しています。

レオパレス21は持続可能な開発目標(SDGs)を支援しています。