トップメッセージ Top Message

株主・投資家の皆様には、日頃より格別なるご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

2025年3月期の業績

2025年3月期の決算は、家賃単価の上昇を背景に営業利益・経常利益ともに前期比で大幅な増益となりました。特に、営業利益はリーマンショック以降で最高益となる292億円、自己資本比率は37.5%、現預金は884億円となり、収益力と財務健全性を向上させることができました。

中期経営計画

今期策定した中期経営計画「New Growth 2028」では、将来の事業環境を見据えて当社のあるべき姿を明確にし、賃貸事業および開発事業を主軸とする事業基盤の強化を図ります。

財務面では、持続的な増収増益と安定的な株主還元の2つを柱とし、「守り」から「攻め」の経営へ転換し、人的資本やDX推進などに成長投資を実施することで、入居率と稼働家賃単価を向上させ、3カ年を通した持続的な増収増益を目指し、2028年3月期に売上高4,680億円、営業利益413億円の達成を目標としています。

また、効率性、収益性、安全性の関する指標をKPIとし、最適な資本効率を意識した経営に取り組み、2028年3月期にROE20%、ROIC 18%、EPS 75.23円、EBITDA 433億円の達成を目指します。

株主還元

2025年3月期は1株当たり年間10円とし、今後は継続的かつ安定的な配当の実施を図ってまいります。
財務状況と成長投資のバランスを考慮し、2028年3月期には配当性向30%の達成を目指し、株主還元の強化に取り組んでまいります。

皆様におかれましては、今後とも当社の経営にご理解、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2025年5月

代表取締役社長宮尾文也