「レオパレスグリーンエネルギー」プロジェクト始動

～CO₂排出量実質ゼロの賃貸住宅でカーボンニュートラルな社会を～

2022年9月29日
株式会社レオパレス21

株式会社レオパレス２１（東京都中野区 社長：宮尾 文也、以下「当社」）は、地球温暖化対策への貢献と入居者様の利便性・安全性の向上、不動産テックの推進を目的として、レオパレスグリーンエネルギー株式会社を設立し、関連企業と協力して、CO₂排出量実質ゼロの「レオパレスグリーンLPガス、以下（LGLPガス）」の供給、並びにLGLPガスの利用においてガスメーターを遠隔操作可能なLPWAサービスを、当社が管理する賃貸住宅を対象に、2023年から順次提供して参ります。また、非化石証書を活用した、実質再生可能エネルギーの「レオパレスグリーン電気、以下（LG電気）」も準備が整い次第、順次供給していく予定です。

先ずは、2025年までに約40万戸への供給を目指しており、仮に約40万戸にLGLPガスとLG電気を供給できれば、年間約36万トン（杉の木換算2,570万本分相当） のCO₂排出量削減に貢献でき、入居者様の住戸でのガス、電気のエネルギー利用（年間約36万トン）と相殺（カーボン・オフセット）することで、CO₂排出量実質ゼロの賃貸住宅となります。

これは業界最大規模＊の取り組みであり、地球規模での温室効果ガス削減・排出抑制により地球環境の保全に寄与し人と自然の共存につながる、持続可能な開発目標（SDGs）にも関連しています。
また、LGLPガスの供給とあわせて、ガスメーターを遠隔操作可能な「LPWAサービス」を導入し、入居者様には、ガス開栓のWEB申し込み、WEB請求、24時間のガス利用監視など、家賃とエネルギー代金の同時支払を含めた利便性と安全性の向上を、LGLPガス供給事業者は、業務の効率化を図ることで、公平性、透明性の高いLGLPガス料金体系を目指して参ります。

• ＊単独の企業・個人が管理する賃貸住宅において（2022年9月現在、当社調べ）

■「レオパレスグリーンエネルギー」プロジェクト　イメージ

■カーボンニュートラルな社会　イメージ

【レオパレスグリーンLPガス】

LPガスの生産から消費までの輸送を含めた全てのバリューチェーンにおいて発生する温室効果ガスを、世界で行っている環境保全プロジェクトから得られたカーボンクレジットで相殺（カーボン・オフセット）し、LPガス使用による CO₂排出を実質ゼロにすることができるLPガスです。

【レオパレスグリーン電気】

非化石証書(発電時に二酸化炭素を排出しないという価値を証書化したもの)をセットにすることで、CO₂排出量を実質ゼロにした実質再生可能エネルギー電力です。

【LPWAサービス】

「Low Power Wide Area」の略で消費する電力を抑えて、長距離通信が可能になる無線通信技術のことです。開栓のWEB受付、WEB請求、24時間のガス利用監視などの利便性と安全性の向上を、LGLPガス供給事業者は業務効率化を図ることで、公平性、透明性の高いLGLPガス料金体系を目指して参ります。LPWAは、パナソニック株式会社が提供するサービスを導入します。

尚、レオパレスグリーンエネルギー株式会社では、プロジェクト全体の運営最適化とガス設備資産の保有・管理、ガス事業者の選択に関する業務を請け負います。

■会社情報