レオパレス21、シルバー事業に新シフト作成システム「LPシフトヘルパーACE」を導入

～月間678時間の作業時間削減により介護人材のワークライフバランスと人時生産性の向上を実現～

2019年1月18日
株式会社レオパレス21

株式会社レオパレス21（本社：東京都中野区、社長：深山　英世、以下レオパレス21）は、シルバー事業部を対象に、株式会社ニックス（本社：東京都渋谷区、社長：藤田　一、以下ニックス）が提供する介護業界専門のクラウド型シフト作成システムを当社用にカスタマイズ開発した「LPシフトヘルパーACE(Aged Care Edition)」（以下LPシフトヘルパーACE）を導入いたします。1月25日より順次、レオパレス21グループが運営する介護施設「あずみ苑」87ヶ所への導入を進めます。
LPシフトヘルパーACEは、この度の当社への導入にあたり、株式会社ニックス、AIinside株式会社（本社：東京都渋谷区、社長：渡久地択、以下AIinside）、当社の3社で開発いたしました。

本サービスは、レオパレス21が運営する複数の介護サービスに対応し、「自動シフト作成機能」「レイバー・スケジューリング・プログラム機能」「本部管理機能」の3つの機能から成ります。「自動シフト作成機能」では、各サービスのシフト作成を、指定した条件をもとに自動生成し、管理業務の効率化を実現します。「レイバー・スケジューリング・プログラム機能」では、各スタッフの1日の業務内容・作業内容を管理、時間帯ごと業務内容ごとの人員の過不足の可視化が可能となり、スタッフの業務負荷の平準化、人員配置の効率化、人時生産性の向上を実現します。さらに、「本部管理機能」では、各施設のスタッフの稼働状況、人員配置基準/加算基準の達成可否、人員不足時の本部・他施設からの応援アラートなど本部・エリア長が把握を必要とする管理機能により、施設をまたいだ業務の効率化、管理コストの削減を実現します。

レオパレス21は、今回のLPシフトヘルパーACEの導入により、本部の管理業務の効率化、施設管理業務の効率化、スタッフの労働負荷の軽減を実現し、シルバー事業における月間678時間の作業時間削減を目指します。また、ニックスの提供するシフトヘルパーACEへの継続的な助言・アドバイスを通じ、社会問題である「介護サービスにおける人手不足」への取組を続け、スタッフのワークライフバランスの向上と合わせて更なる顧客サービスの向上を目指してまいります。

■シフトヘルパーACEの機能について

自動シフト作成機能

LPシフトヘルパーACEは、介護施設でのシフト作成を、以下の条件等をもとに自動生成します。

①スタッフの希望
②スタッフの職能および保有資格
③施設・サービスの予約状況/入居者数
④人員配置基準
⑤加算基準
⑥各種労務関連法令
⑦その他設定に基づく条件

これにより、毎月のシフト作成業務の効率化およびシフト変更時の人員配置基準/加算基準の達成可否の再計算など、施設内の管理業務の効率化を実現します。

レイバー・スケジューリング・プログラム機能

また、LPシフトヘルパーACEでは、レイバー・スケジューリング・プログラム機能を有しております。
スタッフ一人一人の1日の業務内容・作業内容を管理、時間帯ごと業務内容ごとの人員の過不足の可視化が可能です。これにより、スタッフの業務負荷の平準化、人員配置の効率化、人時生産性の向上を実現します。

本部管理機能

各施設のスタッフの稼働状況、人員配置基準/加算基準の達成可否、人員不足時の本部・他施設からの応援アラートなど本部・エリア長が必要とする管理機能により、施設をまたいだ業務の効率化、管理コストの削減を実現します。
これまで、レオパレス21グループ各施設では表計算ソフトを用いて、スタッフのシフト作成、シフト変更に対応していました。LPシフトヘルパーACEの導入にあたり、既存の人事・給与・勤怠管理システムであるCOMPANYシリーズとの連携を行い、勤務実績の取得から給与計算までの流れを変えることなく、介護業界独自の「シフト生成」「配置チェック」「加算チェック」の仕組みを構築しました。それにより、COMPANYを活用した全社の人事業務効率を損なうことなく、レオパレス21グループで独自の業務効率化を実現します。

■ニックス　会社概要

■AIinside　会社概要