当社施工不備物件の改修計画に関するご報告

2020年8月28日
株式会社レオパレス21

株式会社レオパレス21(東京都中野区 社長:宮尾 文也、以下「当社」)は、国土交通省からの2020年6月8日付け指示を踏まえて9月以降の改修計画を以下のとおりご報告いたします。
施工不備問題により入居者様、物件所有者様をはじめとする当社の全てのステークホルダーの皆様には多大なるご心配とご迷惑をお掛けしており、衷心より深くお詫び申し上げます。

  1. 各特定行政庁との協議

    2020年7月21日付けリリースにおいて明らかな不備が確認され特定行政庁との改修工事に係る協議が未了の物件が4,444棟(優先調査対象物件としていた商品シリーズ(※1)646棟、優先調査対象物件以外の商品シリーズ(※2)3,798棟)存在する旨を公表しましたが、本年8月26日の時点で、優先調査対象物件としていた商品シリーズで404棟、優先調査対象物件以外の商品シリーズで593棟の行政協議がそれぞれ完了しています。
    今後、残り3,447棟について、2020年12月末までの行政協議の完了を目指してまいります。

  2. 9月以降の改修計画

    当社は、業績・財務面で厳しい状況が続いている中、構造改革の一環として希望退職を含む人的・物的資源の再配置を実施しており、施工不備対応に関わる施工規模・施工体制も一旦縮小しています。
    こうした現下の状況においては、改修計画を暫定的なものとせざるを得ないことから、上記の施工体制のもと、当面の間は施工不備を原因として新規の入居者募集を保留している空室等を中心として、2020年12月末までに2,000戸程度を完了させることを目標に改修工事を進めてまいります。
    それ以降の改修計画につきましては、経営改善の目処を立てたうえで施工規模・施工体制を見直し、改めてご報告させていただきます。

    なお、経営改善の取組みの一環として、入居率の改善を図るため、2020年7月末時点で上記の募集を保留している空室約50,000戸について、2021年3月末までに30,000戸程度に減少させることを目指します。

(※1) 優先調査対象物件としていた商品シリーズ
2018年4月27日ニュースリリース及び同年5月29日付ニュースリリースにて施工不備の疑いがある旨を公表した以下の商品シリーズに該当する物件を指します。
「ゴールドネイル」「ニューゴールドネイル」
「ゴールドレジデンス」「ニューシルバーレジデンス」「ニューゴールドレジデンス」
「スペシャルスチールレジデンス」「ベタースチールレジデンス」「コングラツィア」

(※2) それ以外の物件商品シリーズ
当社が調査の対象としている当社施工物件のうち、優先調査対象物件を除いた42シリーズの物件を指します。

<本件に関するお問い合わせ>

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入居者様   フリーコール 0120-911-165 (受付:10:00-18:00)
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報道機関様  広報グループ  03-5350-0445 (受付:9:00-18:00 定休日 土日祝)