レオパレス21、個人顧客と取り交わす"全ての賃貸契約書類"を電子化

~オンライン契約手続きに向けた実証実験を行うなど「不動産テック」を推進~

2021年6月16日
株式会社レオパレス21

株式会社レオパレス21(東京都中野区 社長:宮尾 文也、以下「当社」)は、不動産業とITを融合させる「不動産テック」推進の一環として、2021年6月16日より個人向け電子契約サービスの範囲を拡張し「駐車場の電子契約サービス」を開始します。これにより、書面交付が法律で義務付けられている定期借家契約を除き、顧客との間で取り交わす一連の賃貸契約手続きを全て電子化し、ペーパーレス化させることができるようになりました。

今後、個人顧客との間で取り交わす一連の契約手続きを"オンライン上"のみで完結させられるよう、実証検証を行ってまいります。

■「契約書類の電子化」の歩み

一般的な不動産仲介会社は、不動産の賃貸借契約に際して対面・書面交付が法律で定められているため、不動産の電子商取引を導入することができません。一方、サブリース契約は、"自ら貸主"として物件を提供しているため、不動産取引にかかる「契約書類の電子化」を推進できる土壌がありました。

そこでレオパレス21では、2015年に業界初の「賃貸契約のペーパーレス化」を皮切りに、個人・法人といった顧客属性によって異なる書類や手続きについて、検証を重ねながら段階的に電子化・オンライン化を進めてまいりました。

【個人顧客の"申し込み~契約・更新"までの流れ】

 【個人顧客の
  • ※レオパレス21では、表中に記載の対応のほか、お客様の要望に合わせた対面・書面での対応も可能です。

■今回の導入施策による効果

この度、新たに導入した"個人向けの「駐車場 電子契約サービス」"により、以下の効果が期待できます。

  1. お客様の利便性向上:ご契約手続き完了後、ご契約書の控え(電子文書)をメール送信します。
  2. 業務負担の軽減とコスト削減:年間想定で約2,150時間の削減、約970万円の削減効果が期待されます。
  3. ペーパーレスによる省資源化:印刷や書面での保管が不要となり持続可能な社会づくりに貢献できます。

■今後の展望

今回導入した「駐車場 電子契約サービス」のシステム適用範囲を広げることで、今後2021年秋を目途に、個人顧客との間で取り交わす一連の契約手続きを、書面を交付せず"オンライン上"で全て完結させることができるよう、実証検証を行ってまいります。日本の不動産市場は、従来の商慣習が業界全体に根強く残っており、他の産業や世界の同業に比べてDX推進はまだ発展途上の段階にあります。2015年11月に「賃貸契約の電子化」を業界で初めて導入した当社は、今後も業界のリーディングカンパニーとして、不動産業とITを融合した「不動産テック」を推進し、より快適な暮らしと豊かな社会づくりに貢献して参ります。

■企業概要

株式会社レオパレス21

設立 1973年8月17日
市場 東京証券取引所 市場第一部 証券コード:8848
本社住所 〒164-8622 東京都中野区本町2-54-11
代表者 代表取締役社長 宮尾文也
レオパレス21企業サイト https://www.leopalace21.co.jp/
賃貸事業 公式サイト https://www.leopalace21.com/

<本件に関する報道関係者様のお問い合せ先>

株式会社レオパレス21 広報グループ TEL:03-5350-0445 (受付:9:00-18:00 定休日 土日祝)